こんにちは。ウメサクです(^O^)
最近すごく寒くなってきましたね。この時期になると敏感肌の人は肌が乾燥し様々な肌トラブルに悩まされると思います。
今回はそんな敏感肌に刺激を与えやすい成分について紹介していきますので、敏感肌の人はぜひ参考にしてみて下さい!
- 敏感肌がどのような状態を指すのか分かる
- 敏感肌に起きやすい肌トラブルが分かる
- 敏感肌に刺激を与える成分が分かる
では、早速本題に入っていきましょう!
敏感肌とは

敏感肌は一言で言うと肌のバリア機能が低化している状態のことを指します。
バリア機能が低下する原因として特に考えられるのが「セラミド」不足です。セラミドは細胞間脂質の一つで各層質の水分を保持する役割があります。
しかし敏感肌の場合はこのセラミドが不足しているので、外部からの刺激を受けやすく様々な肌トラブルを起こしやすい状態になります。
敏感肌に起こりやすい肌トラブル

敏感肌に起こりやすいトラブルとして、「肌の痛みや痒み」、「ニキビ」、「吹き出物」、「赤み」などが挙げられます。特に下記のようなことに半分以上当てはまる人は敏感肌の可能性が高いです。
- 化粧品でかぶれたり痒みを感じる
- 冬場になると乾燥がひどくなる
- 汗に反応して肌が痒くなる
- 紫外線に反応して湿疹ができる
- 季節の変わり目に肌が不安定になる
- ストレスを感じると肌の調子が悪くなる
- 睡眠不足
- アトピーと診断されたことがある
また、敏感肌は肌トラブルに対する回復力も弱いため一度トラブルが起きると重症化しやすくなかなか治らないのも特徴です。
敏感肌に刺激を与える成分
化粧品で敏感肌の刺激になりやすい成分について紹介します。
エタノール

エタノールは主に製品の防腐効果や、肌につけた時に軽い感触にする目的として使われることが多いです。殺菌作用に優れ、毛穴を引き締めてくれる効果もあります。
しかし、エタノールなどのアルコール類は蒸発しやすく、蒸発する際に肌の水分まで持っていってしまうため乾燥しやすくなります。乾燥しやすい敏感肌の人は注意が必要です。
エタノールで反応してしまう人はアルコールフリー(エタノールが入っていない)と表示されている化粧品をおすすめします。
合成着色料・合成香料

合成着色料は製品を美しく見せるために、合成香料は香り付けをしてリラックス効果を生むために使われます。この二つも肌への刺激が強いので注意が必要です。
全ての香料・着色料が肌に反応するわけでは無く、人それぞれ刺激になる香料・着色料の種類が違うので使ってみて肌に合わなかった場合は、メモを取り自分に合わない成分を把握することが大切です。
防腐剤

製造時、化粧品は無菌の状態ですが、開封して使っていくと空気中や指に付着した菌が混入します。その混入した菌の増殖を抑えるために使用されるのが防腐剤です。
最も多く使われる防腐剤はパラベン類といわれるメチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベンなどがあります。少量で様々な菌に効果のある安定性の高い防腐剤です。
パラベンの次に使われる頻度が多いのがフェノキシエタノールです。パラベン類よりも防腐効果がやや劣りるため配合量が多くなる傾向があります。
酸型防腐剤と呼ばれるソルビン酸やサリチル酸などの防腐剤もあります。酸型防腐剤は主にオーガニック系の化粧品に使われることが多い防腐剤です。
防腐剤は菌の増殖を抑えるためには必要不可欠ですが、肌の刺激になりやすいのも事実です。例えば酸型防腐剤使ってみて肌に合わない場合はパラベン類の防腐剤が入った化粧品を試すなど自分の肌に合う防腐剤を探すことをおすすめします。
界面活性剤

界面活性剤には水分と油分をまざりやすくする作用や、水だけでは落とせないメイクや皮脂などの油を落とす役割があります。
界面活性剤は油を落とす脱脂性が強いため、本来肌に必要な油分まで落としてしまい、潤いがなくなって乾燥を招くケースがあります。
化粧品に含まれている合成界面活性剤は比較的に品質が高いのでそのようなケースは希ですが、敏感肌の人には合わないことがあります。そういった場合は合成界面活性剤を多く含まない化粧品をおすすめします。
まとめ:自分に合わない成分を知ろう
- エタノール
- 合成着色料・合成香料
- 防腐剤
- 界面活性剤
敏感肌に刺激を与える成分4選について紹介しました。化粧品を使用して肌に合わなかったときは上記の4種類の成分を記録して自分に合わない成分を把握し今後の化粧品選びに生かすことが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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