【西武ライオンズ】ディートリック・エンスの成績・プロフィール・特徴をまとめてみた

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"出典Ben Hershey on Unsplashより引用”
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こんにちは!ウメサクです(^_^)/

埼玉西武ライオンズが、前レイズのディートリック・エンス投手の獲得を発表しました!

ライオンズは、今季助っ人外国人が全員退団しているので、新助っ人外国人選手を少なくても4人ほど獲得することが予想されます。

エンス投手は、毎年投手力に悩むライオンズの課題を克服するための戦力になって欲しいですね!

今回の記事では、エンス投手の「プロフィール」・「メジャー・マイナーの成績」・「投手としての特徴」・「ライオンズでの起用法を予想」などをまとめていきます。

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プロフィール

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“出典Winston Chen on Unsplashより引用”
名前ディートリック・エンス
国籍アメリカ
生年月日1991年5月16日(30歳)
身長185cm
体重97㎏
投球・打席左投・左打
ポジション投手
プロ入り2012年 MLBドラフト19巡目
MLB初出場2017年8月10日
経歴

・ミネソタ・ツインズ(2017)

・タリー・モンスターズ(2020)

・タンパベイ・レイズ(2021)

2012年MLBドラフト19巡目で、ニューヨーク・ヤンキースに指名されプロ入り。

2017年8月10日にメジャー初昇格しブルワーズ戦に先発しメジャーデビュー。

この年は、メジャーで2試合登板した。

2017年~2020年はメジャーでの登板が無かったが、2020年には独立リーグに移籍し2勝0敗、防御率0.72の好成績を残した。

2021年にはレイズでメジャー契約されると、9試合に登板し防御率2.82の成績を残した。

2021年オフには、NPBへの移籍を望み退団。

2021年11月22日に埼玉西武ライオンズと契約した。

メジャー・マイナーの投手成績

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“出典Clayton Cardinalli on Unsplashより引用”
  • メジャーリーグ成績
年度登板先発防御率HS投球回与四球奪三振BB/9K/9WHIP
2017216.7500004.0122.250.892.00
2021902.82201222.16252.4410.181.03
通算1113.42201226.17272.419.311.18
  • マイナーリーグ(3Aのみ
年度登板先発防御率S投球回与四球奪三振BB/9K/9WHIP
201614101.5272165.026503.606.921.12
20171082.2912151.014462.478.121.12
201814135.1457068.130453.965.951.55
201928256.7011110137.0561053.976.901.74
202119112.6482071.218902.2811.380.89
通算85674.2632242393.01443363.307.691.37

MLBでは、通算11試合の内、10試合が中継ぎ登板になっているが、マイナーリーグでは先発起用がメインになっています。

投手としての特徴

下記はディートリック・エンス投手の2021年MLB球種別のピッチング集です↓

実際の投球映像と、過去の成績・指標から投手としての特徴をまとめていきます。

球種

2021年MLBでエンス投手が投げた球種の割合は以下のようになっています↓

  1. 4シーム・・・58.6%
  2. カットボール・・・36.9%
  3. チェンジアップ・・・2.5%
  4. カーブ・・・1.9%

球種は4シーム、カットボール、チェンジアップ、カーブの4種類で、主に4シームとカットボールが投球の95%を占めています。

ウメサク
ウメサク

ほとんど、4シームとカットボールで投球を組み立てていますね!

以下より、球種ごとのデータを見ていきましょう↓

4シーム(MLBの成績)

年度投球数打数被安打被本塁打奪三振被打率平均球速スピンWhiff%PutAway%
20175512411.333144.5㎞/h204920.75.3
20212114410116.227151.6㎞/h224625.422.5
4シームの質が良化している

2017年は4シームの平均球速が144.5㎞/hだったが、2021年は151.6㎞/hと7.1㎞/hも球速が伸びている。

4シームのスピン量も2017年には2049だったが、2021年には2246と大幅に上がっており、よりノビのある4シームを投げられるようになっている。

2017年被打率が.333に対して、2021年被打率は.227になっているので、2017年に比べてかなり打者を押さえ込めているのが成績にも表れていますね!

平均球速151.6㎞/h

2021年は全試合中継ぎで登板して平均球速が151.6㎞/hとメジャーの中継ぎでは平均的だが、NPBでは速い方に分類されます。

パリーグ中継ぎの平均球速ランキング
  1. ギャレット(西武)・・・154㎞/h
  2. 甲斐野 央(ソフトバンク)・・・154㎞/h
  3. モイネロ(ソフトバンク)・・・153㎞/h
  4. 平良 海馬(西武)・・・153㎞/h
  5. ブセニッツ(楽天)・・・153㎞/h
  6. 岩嵜 翔(ソフトバンク)・・・153㎞/h
  7. 杉山 一樹(ソフトバンク)・・・152㎞/h
  8. 古谷 優人(ソフトバンク)・・・151㎞/h

エンス投手の平均球速151.6㎞/hは、NPBの中継ぎ投手の中でも8位に入ります。

左腕に限定するとパリーグ1位のモイネロ投手に次いで速いことになるので、4シームはかなり武器になりそうですね!

空振り率が高くウイニングショットにも使える球種

打者がスイングを試みたときにどれだけ空振りを取ったかを表す指標「Whiff%」は、平均の18に対して25.4と高い成績を残している。

2ストライクで投げた際、三振になる確率を表した指標「PUTAWAY%」も22.5と高い数値を出しており、ウイニングショットで投げても三振を多く奪えるボールだ。

また、2021年の被打率も.227とほとんど打たれていない。

カットボール(MLBのデータ)

年度投球数打数被安打被本塁打奪三振被打率平均球速スピンWhiff%PutAway%
202113335609.171138.1㎞/h210622.118.0
独特な縦に落ちるカットボール

本来のカットボールは打者の手元で少し曲がりバットの芯を外す球種ですが、エンス投手の場合は変化量が大きく、三振も多く取れるのが特徴です。

特に縦に大きく落ちるように変化するので、低めのストライクゾーンからボールゾーンに落として三振を取るパターンが多くあります。

エンス投手のカットボールの投球割合は36.9%と、他の変化球に比べてダントツに多いので、1番自信のある球種だと予想できます。

2021年のカットボール被打率は.171とMLBの打者を完璧に抑えています。

チェンジアップ(MLBのデータ)

年度投球数打数被安打被本塁打奪三振被打率平均球速スピンWhiff%PutAway%
2017131000.000131.0㎞/h138514.30.0
202192000.000136.3㎞/h150416.70.0

MLBでは中継ぎでの登板が多かったため、チェンジアップはあまり投げていません。

マイナーでは先発登板でチェンジアップも投げており、成績も残しているので、NPBでも先発起用するなら4シームと緩急をつけるボールとして、有効に使えるかも知しれません。

カーブ(MLBのデータ)

年度投球数打数被安打被本塁打奪三振被打率平均球速スピンWhiff%PutAway%
2017187311.429128.4㎞/h20570.012.5
2021711001.000120.7㎞/h211025.00.0

カーブもMLBでは、あまり投げていなくデータが少ないですが、2021年のWhiff%は25.0と空振りも奪えています。

中継ぎ起用では、あまり投げない球種だと思いますが、NPBで先発起用される場合は打者の目線を変えたり速い4シームとの球速差で打者を抑えることが出来そうだ。

制球は平均以上

9イニングを投げる際に、いくつの四球を与えるか表した指標「BB/9」は以下のようになっています↓

メジャーリーグでのBB/9
  • 2017年・・・2.25
  • 2021年・・・2.44
  • MLB通算・・・2.41
3AでのBB/9
  • 2016年・・・3.60
  • 2017年・・・2.47
  • 2018年・・・3.96
  • 2019年・・・3.97
  • 2021年・・・2.28
  • 3A通算・・・3.30
BB/9評価目安
  • 2.0以下・・・非常に優秀
  • 2.1~2.9・・・優秀
  • 3.0~3.9・・・平均
  • 4.0~4.4・・・悪い
  • 4.5以上・・・非常に悪い

メジャーでのBB/9通算は2.41と優秀な成績を残している。

マイナーリーグでは、主に先発登板だったが通算BB/9は3.30、直近の2021年では2.28と好成績を残しているので、先発・中継ぎでちらでも四球が少なく制球の良いピッチャーだと思います。

奪三振能力も高い

9イニングを投げた際にいくつの三振を奪えるかを表した指標「K/9」は以下のようになっている↓

メジャーリーグでのK/9
  • 2017年・・・0.89
  • 2021年・・・10.18
  • MLB通算・・・9.31
3AでのK/9
  • 2016年・・・6.92
  • 2017年・・・8.12
  • 2018年・・・5.95
  • 2019年・・・6.90
  • 2021年・・・11.38
  • 3A通算・・・7.69
K/9評価目安
  • 9.0・・・非常に優秀
  • 8.0・・・優秀
  • 6.7・・・平均
  • 5.5・・・悪い
  • 5.0・・・非常に悪い

特に2021年3Aでは、先発登板がメインでK/9が11.38とものすごい成績を出している。

2021年のイニング数が71.2と少ないですが、NPBトップの山本由伸投手のK/9が9.57と考えるとかなりすごい数字だ。

埼玉西武ライオンズでの起用法を予想

西武ライオンズのイメージ画像
“出典Dušan veverkolog on Unsplashより引用”

西武ライオンズでは、おそらく先発で起用されると思います。

理由は以下の3つです↓

  1. 使える球種が多い
  2. ライオンズの先発ローテーションが固定されていない
  3. 3Aでの先発実績がある

エンス投手の主な球種は、4シーム、カットボール、チェンジアップ、カーブと4球種もあり球種が豊富です。

長いイニングを投げる先発投手は打者の目を慣らさないために、多くの球種を投げられる方が良いですが、エンス投手はその条件を満たしています。

また3Aでは、ほとんどの試合で先発登板をしており、しっかりと好成績を残しています。

ライオンズの先発ローテーション投手は、高橋投手、今井投手、松本投手などが年間を通して成績を残しましたが、それ以外の投手は固定できなかった。

エンス投手は、その固定できなかった4~6番手の先発ローテーションに入り起用されると予想します!

まとめ:制球が良く奪三振能力も高い左のパワータイプピッチャー

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“出典Tyler Hilton on Unsplashより引用”

埼玉西武ライオンズに新加入したディートリック・エンス投手についてまとめました。

個人的に3Aやメジャーでの成績を見る限り、NPBでもかなり活躍できそうな気がします!

ディートリック・エンス投手の特徴まとめ
  • 4シームの平均球速が151.6㎞/hとNPB左腕投手の中でトップクラスに速い
  • 球種は4シーム、カットボール、チェンジアップ、カーブの4種類
  • 主に4シームとカットボールで投球を組み立てている
  • 4シームは奪三振率が高く被打率も低い
  • カットボールは変化量が大きく三振が奪える&被打率も低い
  • 四球が少なく制球が良い
  • 先発・中継ぎどちらもこなせる

来季の活躍に期待したいですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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