こんにちは!ウメサクです(^O^)
今回紹介する本は「マンガでわかる!自分を動かす技術」という本です。
- テストが近いのに勉強をサボってしまう
- ダイエットしないといけないのについ食べてしまう
- 怒ってはいけないのについ怒ってしまう

上記のように自分の意思に反することをしてしまう・・・。そんな経験ありませんか?
本書では、このような問題を起こさないためには「自制力(自分をコントロールする力)」を鍛えることが、最も重要だと述べています。
そんな自制力を鍛える方法について分りやすく解説してくれる内容になっています。
また、マンガ形式で書かれているので、本を読むのが苦手な人でも読みやすいですよ!
今回は、本書の中でも直ぐに実践できる自制力を高める方法を一部紹介するので、本書に興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい!
自制力とは?

人間には様々な能力があります。知力・体力・コミュニケーション力・芸術力・魅力など。
そんな能力の中でも一番重要なのが「自制力」です。これは「自分で自分を制御する力=自分を動かす力」を指します。
世の中には夢を叶える人や、成功する人、お金持ちの人もいれば、そうでない人もいます。

この差はどうしてできると思いますか?
それは、「人間は思ったとおりの行動をなかなかできない生き物だからです」
もし、全員の自制力が高く、決めた時間に決めた分の勉強量を毎日思った通りにこなせたら、誰でも難関大学に行けちゃいますよね。
このように、「自制力は全ての能力の土台であり、成功の根幹をなすものなのです。」

たしかに、スポーツ選手や成果を出せる人はストイックに自分のやるべきことをしているイメージがあります。こういう人達は、他の人に比べ「自制力」が高いから成功できるんですね!
もし、自制力が低かったら、お酒やたばこ、ネットやゲームなどの「依存」により健康に支障が出たり、ひどい場合は社会生活ができなくなることもあります。
このように、自制力は自分の身を守るためにも重要と言えます。
以下より、自制力を上げる方法の一部を抜粋・要約して紹介します!
「やらない理由」は無限にある

例えば勉強をしないといけないのに、「今日は気が乗らないから明日しよ!」、「どうせ勉強しても点は上がらないからやらない」こんな風にやらない理由を自分で作っていませんか?
これは結局「やりたくない」だけなのです。
例えば、有名な作曲家ベートーベンは、難聴という音楽家にとって大きな障害を抱えていました。
それでも、「難聴だから音楽なんて作れない」なんて言い訳をせず、数々の名曲を作っています。こういう人に比べれば、私たちのやらない理由なんてちっぽけな物なのです。
もしやらない理由を思いついた時は、「ただ単にやりたくないだけでは?」と考えることが重要です。
そうすればネガティブな言い訳は、全て「後付け」であり「錯覚」であることに気づくことができます。
そして一番重要なのは「とにかく一歩だけ進む」ことです。
【目的】 | 【行動】 |
勉強をする | 参考書に手を置く |
ランニングをする | 運動靴を履く |
ブログを書く | キーボードに手を触れる |
上記のように、ほんの小さなことでいいので「自分の手をそのやりたいことに向ける」だけで、「ちょっとだけやってみるかぁ」という気持ちになるはずです。
「言い訳」よりも「行動」・・・たった一回の「手の動作」が習慣の力をつけるきっかけになります。
「小さな目標」・「進行状況」・「成果」を目に見える形に

今回の章は、「目標を継続できる仕組み」について紹介します。継続をするにはずばり「記録」をつけることが重要です。
記録をつける目的は、あなたが目標に向かってどれくらい行動したかを「目に見える形で残しておく」ことです。
どんなに目標に向かって頑張っても、その成果が実感できないとやる気は無くなっていきます。
逆に「自分はこれだけのことをしたんだ!」ということを目に見えて実感することができれば、やる気は自然と上がっていきます。
下記は記録をつける例です↓。縦軸に目標。横軸に日付を書きます。

私の場合は1日、「ブログを1000文字書く」・「プログラミングを1時間勉強」・「1時間運動する」です!


目標を長く達成出来たら、さらに目標のレベルを上げていくと効果的です!
このように目に見える記録をつけることで、以下のメリットがあります↓
- 今までの成果を見て達成感を感じられる
- 自分に自信を持てるようになる
- 毎日がゲームのように楽しくなる
- サボりにくくなる
このようになるのは、「目標がハッキリする」からです。
例えばゲームなんかでも、「60秒以内に100人倒せばクリア」のように明確な目標が定まることで、クリアすると達成感を感じ、「次のステージ、次のステージ」と夢中になっていく原理と同じだからです。
学生時代は、宿題、課題など勝手にノルマが出されましたが、社会人は仕事以外のノルマは存在しません。
だからこそ自分が決めた目標を継続するには、「自ら課題を設定し、それをクリアすることを楽しみや喜びにしていく」必要があるのです。
「ゲーム化」してクリアを目指す・・・自らの課題を「記録」しそれをクリアすることを楽しもう
人は誰かのためになら頑張れる

何かを為すために努力を続けることは大変ですよね。これを為すと幸せな未来が待っているとしても、今現状の「辛さ」は耐えがたいものです。
そういう場合は、少し考え方を変えてみましょう。「今辛いことをしている」という考えから「未来の自分という”別の人間”のための行為」と考えてみましょう!
人間、大切な人のためなら多少苦しいことでも、精一杯頑張りますよね。その大切な人を「未来の自分」に当てはめてみましょう。
もし、あなたの将来の夢が「歌手」だとして、今苦しい練習を耐えたおかげで将来、夢が叶ったとしましょう。
そうすると未来の自分が、過去頑張った自分にお礼を言ってくれるはずです。
逆に、今頑張らず将来夢が叶わなかった場合、未来の自分が苦しむことになるかもしれません。
このように未来の自分に「ありがとう」と行ってもらえることを想像するだけで、今辛いことも少し頑張れる気になってきます。
「未来の自分」に感謝される行動をしよう
まとめ:自制力の高め方をマンガ形式でわかりやすく記されている良書

今回は「マンガでわかる!自分を動かす技術」について紹介しました。
「自制力」の高め方が、マンガ形式で分かりやすく解説されていましたし、どれも明日から行動することができるアクションプランだったので、実際にアウトプットしやすい良書でした!
私もこの本に書かれていたことをいくつか実行したおかげで自制力が高まり、物事を継続する力が身につきました。
なお、今回紹介したのは本書のごく1部分で、まだまだ伝え切れていない事がたくさんあります。

他にも、「やっかいな自分の感情に付き合う方法」、「人間関係が変わる自分の見せ方・伝え方」など為になる話がたくさんありました!
本書に興味がある方は、ぜひ自分で手に取って読んでみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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