2019年プロ野球シーズン振り返り~オリックスバファローズ編~

プロ野球
出典: Ben Hershey - Unsplashより引用
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こんにちは! UmeSakuです(^O^)

2019年のプロ野球も盛り上がりましたね。近年では珍しくセリーグもパリーグも最後の最後まで優勝チームが決まらず、緊迫した試合が多かったように思います。

今回はオリックスバファローズの2019年を振り返りチームの強みや弱点、来シーズンの補強ポイントやキーマンになりそうな選手について分析してみたいと思います。

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今シーズンの成績

順位チーム名試合
1西武14380621優勝
2ソフトバンク143766252
3楽天143716845.5
4ロッテ143697042
5日本ハム143657353.5
6オリックス143617573

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

今シーズンの成績は、惜しくも最下位に終わってしまいました。しかし、若手選手の活躍やルーキー選手の活躍は多く見られたと思います。

今シーズン多くの若手選手に1軍の舞台を経験させることが出来たので、来年以降は成長した若手選手を中心にチームを引っ張っていければ、Aクラス浮上も十分可能といえるでしょう。

チーム別打撃成績

チーム打率長打率出塁率OPS.安打本塁打得点打点四球失策盗塁
西武.265.428.344.772129917475671855692134
ソフトバンク.251.410.312.723119918358255939768113
楽天.251.390.333.72311961416145895397248
ロッテ.249.402.330.73211941586426135056775
日本ハム.251.365.325.6901200935605324968248
オリックス.242.353.309.662115310254451641781122

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

  • 赤文字・・・1位
  • 青文字・・・2位
  • 緑文字・・・3位

上記のチーム別打撃成績を見てみると、多くの打撃成績で他球団よりも劣っていることが分かります。

今季規定打席に到達している選手が、吉田選手、福田選手と2名しかおらず安定した成績を出せる選手が少なかったことや今季加入したメネセス選手の誤算などがあり、長打力得点力不足に悩む試合が多く見られました。

チーム内打撃成績

次に、チーム内の打撃成績ランキングについて見ていきましょう。

順位選手名打率
1吉田 正尚.322
2福田 周平.250

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

順位選手名本塁打
1吉田 正尚29
2ロメロ18
3モヤ10

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

順位選手名打点
1吉田 正尚85
2ロメロ63
3福田38

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

順位選手名盗塁
1福田 周平30
2佐野 皓大12
3大城 滉二11

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

※打率は規定打席到達者のみ

打率、本塁打、打点共に吉田正尚選手が1番となっており打線の中心核を担っています。また、ロメロ選手は81試合の出場に留まりながらも打率.305、18本塁打、63打点を記録するなど打線を牽引。来季フル出場出来ればチーム打撃成績の向上も期待できます。

モヤ選手は、7月上旬に中日からトレードで移籍。64試合の出場でしたが10本塁打を放つなど長打不足に悩むオリックス打線を助ける活躍をみせる。モヤ選手もロメロ選手と同様に、来季からフル出場できればチーム打撃成績の向上も期待できます。

一方、オリックスの弱い点は、吉田正尚選手に次ぐ日本人好打者がいないところにあると思います。外国人打者はある程度の活躍は見られましたが、日本人選手は吉田正尚選手頼りになってしまっているのが現状です。

今シーズン100安打以上を達成した選手が吉田選手、福田選手、ルーキーの中川圭太選手しかおらず、2桁ホームランを放った日本人選手も吉田選手のみというシーズンでした。

オリックスは、パリーグ盗塁ランキングで2位という成績を残しており走れる選手が多いため、吉田正尚選手の他にクリーナップを担える選手が出てくれば、得点源が広がりチーム打撃成績の大幅な向上が期待出来ると思います。

チーム打撃成績を向上させるには?

次に、チーム打撃成績を向上させるためにどうすればよいのか分析をしていきます。

四球、出塁率を向上させる

得点力が無い一つの原因として四球の少なさがあげられると思います。オリックスは、パリーグの中でも四球数が一番少なく為、出塁率もパリーグ最下位となっています。

他球団の1番打者を例に見てみると日本ハムの西川選手は四球数が93で出塁率がパリーグ5位、西武の秋山選手も四球数78で出塁率はパリーグ6位と高い成績を残しています。

この二人の打者に共通して見られるのが、「追い込まれてからの粘りです」。出塁率の高い選手は2ストライクに追い込まれてもそこからファールで粘ってボールカウントを稼ぎピッチャーが根負けして四球を選ぶことが出来ます。

オリックスの選手は、足の早い選手が多いため追い込まれてからも簡単に三振をするのではなく、粘れるバッティングをできるようになれば、四球も増え自ずと出塁率も上がっていくと思います。

出塁率が増えることによって盗塁をする機会が増えたり、ホームに生還できる確率が上がるため、得点力アップが期待できるでしょう。

長打を打てる選手の育成

得点力のない二つ目の要因として長打力不足があげられると思います。オリックスのチーム打撃成績をみると、本塁打がワースト2位、長打率がワースト1位となっています。

チーム内打撃成績を見てみても、1位の吉田選手が85打点、2位のロメロ選手で63打点、3位の福田選手で38打点となっており、チーム全体打点の3割を吉田選手とロメロ選手で占めていることになります。

やはり、打点を多く稼げる選手が2人しかいないとなるとチーム全体の打撃成績は上がってこないため、今いる選手の育成または、長打を期待できる助っ人外国人選手の補強をすることによって、得点源が広がり、得点力アップが期待できると思います。

チーム打撃成績を向上させるためのキーマンは?

次に、チームの打撃成績を向上させるためのキーマンになりそうな選手について紹介します。

杉本 祐太朗(28歳)

一人目のキーマン候補は、2015年にドラフト10位で入団した杉本 祐太朗選手です。身長190㎝、体重98㎏と恵まれた体から生み出される長打力が魅力の選手です。

一軍で通算35試合しか出ておらず実績は少ないものの通算13安打中7本がホームランという驚異の本塁打率を残しています。単純なパワーだけでいうとオリックスでナンバーワンと言っても過言ではないでしょう。

コンタクト率を克服できれば、一気にオリックスの4番になれるほどの力を持った選手だと思います。

今シーズン&通算成績

年度試合打数安打本塁打打点盗塁打率長打率出塁率
201918518471.157.412.157
通算3583137171.157.446.176

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

Tー岡田(31歳)

二人目はプロ14年目をむかえたベテランTー岡田選手です。通算1002安打、170本塁打、2010年には33本塁打を放ち本塁打王を獲得するなど、輝かしい実績を持っており、長年オリックスを支えてきた選手の一人です。

しかし、今季は20試合の出場に留まり魅力である本塁打も1本止まりで本来の力を出せないシーズンとなってしまいました。

今季あらたに3年契約をしているので来季の復活に期待したいですね。人気のある選手ですのでTー岡田選手が打つとファンもチーム全体も盛り上がり、球場の雰囲気も変えられる力も持っているためキーマン候補として選出しました。

今シーズン&通算成績

年度試合打数安打本塁打打点盗塁打率長打率出塁率
201920506120.120.180.214
通算10883832100217058325.261.448.333

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

チーム別投手成績

チーム防御率先発防御率救援防御率ホールドセーブ被本塁打与四球被打率QS率
西武4.364.643.889135143499.26242.66%
ソフトバンク3.633.873.2413749137539.23142.66%
楽天3.744.173.0715038142441.23542.66%
ロッテ3.914.043.6812529143464.25143.36%
日本ハム3.764.043.4713836135390.23626.57%
オリックス4.063.964.2311338137458.24944.76%

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

  • 1位・・・赤文字
  • 2位・・・青文字
  • 3位・・・緑文字

オリックスはチーム全体の防御率で見てみるとパリーグでワースト2位ですが、先発投手の防御率だけを見るとパリーグ2位を記録しておりQS率(先発投手が6イニング以上投げ、かつ3自責点以内で抑えたときに記録される指標)もパリーグ1位を記録しておることから、先発投手はパリーグ全体の中でも優秀だといえるでしょう。

一方、救援(中継ぎ)投手の防御率を見るとパリーグ最下位の4点台を記録しています。このことから、オリックスの弱点は中継ぎ投手にあるといえるでしょう。

チーム内投手成績

次に、チーム内の投手成績ランキングを見てみましょう。

順位選手名防御率
1山本 由伸1.95
2山岡 泰輔3.71

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

順位選手名勝利数
1山岡 泰輔13
2山本 由伸8
3Kー鈴木4
3近藤 大亮4
3エップラー4

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

順位選手名ホールド
1近藤 大亮22
2海田 智行22
3澤田 圭祐17

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

順位選手名セーブ
1増井 浩俊18
1ディクソン18
3近藤 大亮1
3比嘉 幹貴1

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

※防御率は規定投球回到達謝のみ

今シーズンの先発投手は主に、最優秀防御率を獲得した山本 由伸投手や、チームの勝ち頭である山岡 泰輔投手が先発投手を牽引。特に今年のオリックスは、若手の先発投手の躍進が目立ったので来期以降とても期待が持てます。

中継ぎ投手は、右の近藤選手、左の海田選手でセットアッパーの役割を担っていました。特に海田選手は55試合に登板し防御率1.84と抜群の安定感でチームに貢献しました。

抑えでは、増井投手の不調もあり抑え投手のポジションが埋まらないこともありましたが、後半戦からディクソン投手が抑え投手として活躍し18セーブを記録する。

チームの投手成績を上げるには?

次に、チームの投手成績を上げるためにはどうすればよいのか分析していきます。

中継ぎ投手の強化&抑え投手の確立

やはり、オリックスは先発投手が良いので中継ぎ投手が安定すれば一気にAクラスに浮上することが可能だと思っています。

接戦の試合や延長戦で中継ぎ投手が投げ負ける試合が多く見られたため、来季はそこを改善していければ、勝率を上げることができるでしょう。

また、今季は増井投手の不調もあり9回に失点するケースが多く見られました。1年間フルで成績を残せる抑え投手の確立も重要になりそうだ。

チーム投手成績を向上させるためのキーマンは?

次に、チーム投手成績を上げるためのキーマンになりそうな選手について紹介します。

増井 浩俊(35歳)

一人目はプロ通算150ホールド、150セーブを達成している中継ぎのベテラン選手増井 浩俊投手です。2018年にオリックスに移籍をし1年目から抑え投手として35セーブの活躍をみせました。

ところが、今季は思うような活躍が出来ず二軍に落ちたり、ディクソン投手に抑え投手のポジションをとられるなど、苦しいシーズンとなりました。

オリックスは、特に9回に逆転されるケースが多かったため、増井選手が本来の力を取り戻し抑え投手として9回をしっかり抑えることが出来れば自ずとチームの勝利数が増えていくでしょう。

今シーズン&通算成績

年度登板勝利敗北ホールドセーブ投球回三振防御率
20195314141850.1644.83
通算5183637152163615.16402.85

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

榊原 翼(21歳)

二人目の選手は、21歳の若手榊原 翼投手です。去年支配下登録され、今年は開幕から先発ローテーション入りを果たすなど飛躍的なシーズンとなりました。

気迫あふれるピッチングで順調に勝ち星を重ねましたが、7月にケガををしてしまい1年間フルで投げることは出来ませんでした。それでも今季3勝、防御率2.72の成績をあげ成長をみせました。

来季は、山本投手、山岡投手に並ぶ3本柱として2桁勝利を達成出来れば、チーム成績も向上するでしょう。

今シーズン&通算成績

年度登板勝利敗北ホールドセーブ投球回三振防御率
201913340079.1592.72
通算18340097.1762.87

“出典:スポナビ 野球速報より引用”

まとめ

今季のオリックスバファローズは得点力、中継ぎ投手に苦しみシーズン最下位で終わってしまいましたが、若手投手の台頭など、楽しみな要素もたくさん見られたシーズンだったと思います。

来季の巻き返しに期待したいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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